【AUTOMATIC1111】生成画像が真っ黒になる問題の解決法|NaN/黒画像対策

この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)で画像生成すると真っ黒な画像が出力される問題について、海外コミュニティでの解決策を要約して解説します。

1. どんな問題(エラー)が発生したか?

  • 発生した環境やツール: Stable Diffusion WebUI(A1111)、NVIDIA GPU
  • エラーメッセージ: コンソールにNaNが表示される場合がある
  • 症状: 画像生成は完了するが、出力が完全に真っ黒(または真っ白)な画像になる

2. 結論(解決策)

FP16(半精度浮動小数点)演算でNaN(非数)が発生していることが原因です。--no-halfオプションまたはVAE設定の変更で解決します。

3. 具体的な手順

  1. –no-half-vaeフラグを追加
    webui-user.batを編集:

    set COMMANDLINE_ARGS=--no-half-vae

    VAEのみFP32で処理し、黒画像の最も一般的な原因を解消します。

  2. それでも解決しない場合は–no-half
    set COMMANDLINE_ARGS=--no-half

    全ての演算をFP32で行います(VRAM消費が倍増するため注意)。

  3. VAEを明示的に指定
    Settings → Stable Diffusion → SD VAEで適切なVAEを選択します。「Automatic」で黒画像になる場合は、モデルに対応するVAEを手動選択してください。
  4. NVIDIAドライバーを更新
    古いドライバーでFP16演算に不具合がある場合があります。

4. 補足・注意点

GTX 16xx系(GTX 1660など)はFP16演算に問題があることが知られています。これらのGPUでは--no-half --precision fullが必須です。LoRAやEmbeddingの組み合わせで黒画像が発生する場合は、一つずつ無効にして原因のモジュールを特定してください。


5.
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参考元

本記事は海外コミュニティの複数のディスカッションを要約・再構成したものです。

Source: AUTOMATIC1111 Wiki

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