【vLLM】vLLM本番環境セットアップガイド|高速LLM推論サーバー構築

vLLMとは

vLLMは、AI開発・推論環境において重要なツールの一つです。本ガイドでは、vLLMのインストールから初期設定、動作確認までの手順を詳しく解説します。初心者の方でも迷わずセットアップできるよう、OS別の手順とよくあるトラブルへの対処法も合わせて紹介します。

動作要件

セットアップを始める前に、以下の環境要件を確認してください。

  • OS: Windows 10/11、Ubuntu 20.04以降、macOS 13以降
  • Python: 3.10以上推奨
  • GPU: NVIDIA GPU(CUDA対応)推奨、Apple Silicon対応の場合あり
  • メモリ: 最低16GB RAM推奨

インストール手順

ステップ1: Python環境の準備

vLLMはPython 3.9以上が必要です。仮想環境を作成します。

python3 -m venv vllm-env
source vllm-env/bin/activate

ステップ2: vLLMのインストール

pipからインストールします。CUDA 12.1以上が必要です。

pip install vllm

ステップ3: モデルのダウンロードと起動

HuggingFaceのモデルを指定してAPIサーバーを起動します。

python -m vllm.entrypoints.openai.api_server \
  --model meta-llama/Llama-3.2-3B-Instruct \
  --port 8000

ステップ4: OpenAI互換APIの確認

vLLMはOpenAI互換のAPIを提供します。

curl http://localhost:8000/v1/completions \
  -H 'Content-Type: application/json' \
  -d '{"model": "meta-llama/Llama-3.2-3B-Instruct", "prompt": "Hello", "max_tokens": 50}'

動作確認

インストールが完了したら、以下のコマンドで正常に動作するか確認しましょう。

よくあるトラブルと解決法

CUDA out of memoryエラー

モデルサイズがVRAMを超えています。–gpu-memory-utilizationオプションで使用率を調整するか、量子化モデルを使用してください。

モデルダウンロードが認証エラーになる

HuggingFaceのアクセストークンを設定してください。huggingface-cli loginコマンドで認証できます。

参考リンク

まとめ

本ガイドではvLLMのセットアップ手順を解説しました。環境構築でつまずいた場合は、エラーメッセージを確認し、上記のトラブルシューティングを参考にしてください。

記事の内容についてご質問やフィードバックがあれば、お気軽にコメントでお知らせください。

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