この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)の起動スクリプト実行時にPyTorchやtorchvision関連のエラーで起動が止まる問題について、海外コミュニティでの解決策を要約して解説します。
1. どんな問題(エラー)が発生したか?
- 発生した環境やツール: Stable Diffusion WebUI(A1111)、Windows / Linux
- エラーメッセージ:
RuntimeError: Couldn't install torch、AssertionError: Torch is not able to use GPUなど - 症状:
webui-user.bat(Windows)やwebui.sh(Linux)を実行しても途中でエラーが出て停止する
2. 結論(解決策)
venv(仮想環境)の破損またはPyTorchバージョンの不整合が主な原因です。仮想環境を再構築することで解決します。
3. 具体的な手順
- venvフォルダを削除して再構築
# WebUIのディレクトリで rm -rf venv # Linux/macOS rmdir /s /q venv # Windows再度起動スクリプトを実行すると自動的にvenvが再構築されます。
- コマンドライン引数でPyTorchバージョンを指定
webui-user.batを編集:set TORCH_COMMAND=pip install torch==2.1.2 torchvision==0.16.2 --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu121 set COMMANDLINE_ARGS=--xformers - Pythonバージョンを確認
Python 3.10.xが推奨です:python --version - xformersを無効化して起動テスト
set COMMANDLINE_ARGS=--skip-torch-cuda-test --no-half
4. 補足・注意点
Windows Defenderや他のセキュリティソフトがvenvの作成を妨害することがあります。WebUIのフォルダを除外設定に追加してください。AMD GPU使用者はPyTorch ROCm版のインストールが必要です。
5.
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参考元
本記事は海外コミュニティの複数のディスカッションを要約・再構成したものです。
Source: AUTOMATIC1111 GitHub
💡 この問題を根本的に解決するには
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