Ollamaで発生するSSL/TLS証明書関連のエラー
Ollamaを使用中にSSL/TLS証明書関連のエラーに遭遇することがあります。本記事では、原因の特定から解決までを順を追って解説します。
エラーの症状
OllamaをHTTPS経由で公開しようとした際に、SSL証明書の検証エラーやTLSハンドシェイクの失敗が発生します。リバースプロキシ(nginx/Caddy)経由でのアクセスが拒否される場合もあります。
原因
1. 自己署名証明書の使用
クライアント側で自己署名証明書を信頼する設定がされていない場合、接続が拒否されます。
2. リバースプロキシの設定ミス
nginxやCaddyのプロキシパス設定でWebSocket対応やヘッダー転送が不足している場合にエラーが発生します。
3. CORS設定の不足
ブラウザベースのクライアントからアクセスする場合、CORS設定が必要です。
解決方法
手順1: Caddyを使った簡単なHTTPS設定
# Caddyfile
ollama.example.com {
reverse_proxy localhost:11434
}
# Caddyは自動でLet's Encrypt証明書を取得・更新します
caddy run
手順2: nginxでのリバースプロキシ設定
server {
listen 443 ssl;
server_name ollama.example.com;
ssl_certificate /etc/letsencrypt/live/ollama.example.com/fullchain.pem;
ssl_certificate_key /etc/letsencrypt/live/ollama.example.com/privkey.pem;
location / {
proxy_pass http://127.0.0.1:11434;
proxy_set_header Host $host;
proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;
# WebSocket対応
proxy_http_version 1.1;
proxy_set_header Upgrade $http_upgrade;
proxy_set_header Connection "upgrade";
# ストリーミング対応
proxy_buffering off;
proxy_cache off;
proxy_read_timeout 300s;
}
}
手順3: OLLAMA_ORIGINSの設定
# CORS許可の設定
OLLAMA_ORIGINS="https://your-app.example.com,http://localhost:3000" ollama serve
まとめ
OllamaのSSL/TLS証明書関連のエラーは、環境設定やバージョンの不整合が主な原因です。上記の手順で解決できない場合は、公式リポジトリのIssuesを確認してください。
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