【ComfyUI】アップデート後にPython依存関係エラーで起動しなくなった場合の復旧手順

この記事では、ComfyUIのアップデート後にPython依存関係の競合が発生し、起動できなくなる問題について、GitHub Issueでの議論を元に解決策を解説します。

1. どんな問題(エラー)が発生したか?

  • 発生した環境やツール: Windows、ComfyUI Portable版、update_comfyui_and_python_dependencies.bat 実行後
  • エラーメッセージ: AssertionError: Torch not compiled with CUDA enabled、または各種パッケージの互換性エラー(numpy、pillow、transformers等)
  • 症状: アップデートスクリプト実行後、ComfyUIが起動しなくなる。CUDAが無効になり、GPU推論ができない

2. 結論(解決策)

アップデートスクリプトがPyTorchをCPU版に置き換えてしまうことが原因です。CUDA対応版のPyTorchを再インストールすることで復旧できます。

3. 具体的な手順

Step 1: CUDAバージョンの確認

nvcc --version

Step 2: PyTorchのCUDA対応版を再インストール

ComfyUIのPortable版の場合、python_embededフォルダ内のPythonを使用します:

cd ComfyUI_windows_portable
.\python_embeded\python.exe -m pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu121

CUDA 12.4以降の場合は cu124 を指定してください。

Step 3: 依存関係の再インストール

.\python_embeded\python.exe -m pip install -r ComfyUI
equirements.txt

Step 4: 動作確認

.\python_embeded\python.exe -c "import torch; print(torch.cuda.is_available())"

True が表示されれば成功です。

4. 補足・注意点

  • アップデート前には必ずpython_embededフォルダをバックアップしてください。問題が発生した場合にバックアップから復旧できます
  • 通常のアップデートには update_comfyui.bat(Python依存関係を変更しない)を使用し、update_comfyui_and_python_dependencies.bat は必要な場合のみ使用してください
  • Python 3.13/3.14はまだ多くのAIライブラリが対応していません。Python 3.10〜3.12の使用を推奨します

5.
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参考元

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